私達の身体は、自分自身で病魔を退ける能力があります。
例えば、怪我をしたとしても、血が固まり、出血を抑えて
外部からの刺激を遮断し、細胞分裂によって傷口を付け合せ
治してしまいます。
このような能力は、予め兼ね備えているのです。ですから、
薬で強引に症状を改善したり、手術で機能を回復するという
方法もいいのですが、これらの治療のように、身体に負担を
かけるものより、自分自身の持つ能力で治す事が、ベストだと
言えるでしょう。
こういった治療を実践しているのが、樹状細胞治療です。これは、
現代で、最も恐ろしい病気と言えるガンに対して力を発揮します。
もともと人間には免疫力があり、ウィルスに感染した細胞や、
ガン化してしまった細胞を、異物としてみなし、免疫細胞に排除されます。
ただ、単体では力を発揮できず、どういったものが悪者なのかの
目印をつけたり、それを破壊するモノを作り出したり、実際に
攻撃したり、元気付けたり、やめさせたりと、様々な役割を持っているのです。
樹状細胞は、目印をつけるもので、コレにガンと言う悪者を食べさせれば
目印をつけて、リンパ球にガンを攻撃させます。この、樹状細胞の働きを
利用したのが樹状細胞なのです。
切ったり、副作用のある薬や、身体にいいとは言えない放射線を
浴びせかける必要の無い治療ですよとなると、夢のような感じですし、
話が上手すぎて、イマイチ気分が乗らないかもしれません。ですから、
このように、樹状細胞の働きを知り、樹状細胞療法に期待を持ちましょう。